福島で開催された「第6回声楽アンサンブルコンテスト全国大会」参加のお話、3回目です。今日は、3月24日(日)に行われた本選での、我が団の様子など書いてみたいと思います。
3月23日(土)に行われた一般の部で、1位で本選通過となったことにより、24日(日)の本選でも歌えることになりました。福島音楽堂で2日連続というのは、何とも嬉しい。でも、昨日も書いたとおり、結果に困惑している自分もいて、何となく落ち着きません。
本選での出番は、14時ちょい過ぎ。この時間だと、23日より少しゆっくりできるということで、この日は前日より1時間遅めの行動。当初の予定では、10時から12時頃まで練習し、昼食後受付を済ませて本選へという予定でした。朝食中、「他の団体の演奏も聴きたくない?」という声がありました。
スケジュールを30分前倒しすると、3団体くらい聴けるということで、急遽練習は9時半から。福島音楽堂周辺で、ゆっくり昼食をとっている時間もなさそうなので、各自コンビニでおにぎりなどを購入。タクシーで、昨日と同じ福島県教育会館へ。そこで、11時20分頃まで練習し、タクシーで福島音楽堂へ移動です。
会場に到着後、荷物を置いてすぐ客席へ。会津OREN'Z合唱団、不来方高校音楽部、郡山第五中学校合唱部の3団体を聴くことができました。いやー、どこも上手い。ビックリしたのは、郡山第五中学校。だって、弦楽とポジティブオルガンによる伴奏付きで、モーツァルトのミサを演奏するんだもん。聴いていて、バッハ・コレギウム・ジャパンの合唱を聴いているような錯覚を覚えました。素晴らしかったですね。
我々のリハーサル時間とかの関係で、昨日私がイチオシだった「アンサンブル・フェリーチェ」の演奏を聴けなかったのが唯一心残り。
それにしても、部門と違って、本選はほぼ満席のお客様。これにはビビリます。だって、1,000人前後のお客様を相手に歌う機会なんて、ほとんどありませんからね
昼食後、受付を済ませてリハーサル会場へ。本選は、30分のリハーサル時間があります。演奏時間も、15分までとなるので、昨日の2曲に、パレストリーナのミサ・ブレヴィス~キリエを追加しました。これで、大体12分半くらいかな? この曲は、団創立後の早い時期から歌い継いでいる曲で、愛唱歌に近いですね。
最終リハーサルは10分。ここで微調整。さあ、いよいよ本番!
普段の力以上の演奏は出来ないというのはわかっていても、これだけ大勢のお客様の前では、やはり緊張します。最初のパレストリーナ。探り探り歌った感があって、テンポも普段よりやや遅め。しかも、ほぼ満席という理由からか、昨日と比べてステージ上の音響がややデッドになって、ちょっと歌いにくかったかな。
他の2曲は昨日同様。でも、昨日で声を出しきっていたし、緊張のせいもあって、ちょっと浮ついた演奏になったかな。
いずれにしても、演奏終了。公募審査から、よくここまでこれた! 昨日も書きましたが、誰一人として本選に残ると思っていませんでしたからね。2日連続で歌うことができて、幸せでした。
結果を聞いていきたかったのですが、明日の仕事のことや、下の子を預けていることもあって、とにかく早く帰らねば~ということで、演奏終了後、着替えを済ませてタクシーで福島駅へ。そして、新幹線で、新青森へ。
仙台を少し過ぎたあたりでしょうか。メンバーから連絡。「1位。キャー」というメール。思わず、「ドッキリじゃないよね?」と聞き返したのですが、間違いないとのこと。ホントか? 嘘を言うような方ではないので、ホントだろうとは思いつつ、家に帰ってアンサンブルコンテストの結果を見るまでは(ワタシ、まだスマホじゃないんです
)、まだ信じられないという気持ちでした。自宅に着いてから、真っ先に確認して、金賞であることを確認しました。
いやー、ビックリです。嬉しいことは嬉しいのですが、でも、これでApioの活動に変化が生じるわけではないと思うし、淡々と前に進んで行きたいと思ってます。
とは書きつつも・・・、非日常的な3日間を過ごした後、通常モードへの切り替えが難しいですね・・・